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道路でたまに見かける「量水器」という鉄の蓋って何?[都内編]

道路でたまに見かける「量水器」という鉄の蓋って何?[都内編]

こんにちは、ひとびとのひび編集長っす。
今回は、たまたま街中で見つけた不思議な「量水器」なる蓋の存在について、
分からなかったので調べた結果をご報告します。

マンホールや消防設備のように道路に敷設されている量水器の蓋

以前、 マンホールの蓋にもいろいろな形状や意味合いがあることを
こちらのリンクで紹介しました。

同じように、街中には「量水器」と書かれた蓋があることをご存知でしょうか?
例えば、こんな感じ。

そもそも「量水器」という名称が聞き慣れないから困惑するが、
意味を調べてみると、水量計と同意。
早い話が水道設備であれば水道メーターのことだ。

つまり、水道管を流れる水量を測定するための計器が格納されていることを
示しているのが「量水器」の蓋なのです。

ガソリンなどでも同様の設備があるようですが、要はそういうこと。

蓋を開けたら、こんな風に水道メーターが入っているというワケだ。

水道民営化で注目されるライフラインの問題だけに、
基本的なところから見つめ直すきっかけになってくれたら幸いです。

水道メーターの見方、修理の際の負担は誰がどこまで?

参考までに、水道メーターの見方をザッと紹介しておきましょう。

石川県七尾市のHPに分かりやすく掲載されていたので、こちらをベースに
石川県七尾市HPより

メーター自体のタイプはいろいろとあるようなので、
全てがこの形ではありませんが、
水道を使用しているときは中央にある「パイロット」が回転する仕組み
なっているようです。

家の中の水道の蛇口が全て締められているにも関わらず
この「パイロット」回転していたら水漏れの可能性がある
とのこと。
ふむふむ。

さすがに、この水道メーターのメモリを検針することで水道料金が決定することはご存知ですよね。

※出典:石川県七尾市HP

つづいて、東京都水道局のHPにこんなデータがありました

いざ漏水したという時における修理について。
誰がどこまで責任を負うのかが明記されています。

東京都水道局HPより

戸建住宅の場合ですと、基本的に配水管から建物内の蛇口までは
ユーザー(建物の使用者か所有者)が管理
することになっています。
(上図の青い配管のライン)

ただし、修理においては例外を除けば
配水管から水道メーターまでの範囲については水道局が負担してくれるそうです。
(上図の赤い水道局の矢印の範囲)

ただし、水道メーターから建物内の範囲においては
ユーザーの負担になるということなので、
ユーザーから修理業者に連絡をして対応することになっています。
(上図の緑のお客さまの矢印の範囲)

これも水道インフラが国・地方自治体が運営しているからこそでしょう。
民営化になったらどうなるのか。

故意ではなく、自然災害によるものでも今は自治体が対応してくれます。

もっと不安なのは水質の問題
例えば同様に災害や経年劣化でインフラが破損し、水質が悪化したら?

民営化で怖いのは人口の少ない地方
利用者が永続的に増え続ける、
もしくは変わらないエリアには投資価値があるでしょうが、そうでないエリアは?

日本のように安全な水を家庭で利用できない人が
いまだ20億人以上いる
とされるほど水道インフラは重要課題です。

どうなってしまうのでしょうか。考えずにはいられない問題ですね。
今後もしつこく取り上げていきましょう。


ちなみに例外とは

【水道局漏水修理範囲でも水道局で漏水修理しないもの】

メータ口径50mm以上で、道路境界から1mを超える箇所の漏水

公営施設の給水管で、道路境界から1mを超える箇所の漏水

建物内の配管部分の漏水

工事等の破損など原因者が特定できる漏水

修理の際、植木等の移設、厚手のコンクリートこわし、
 重機等の特殊な機器を必要とする掘削及び復旧を伴う漏水

として明記されています


※出典:東京都水道局HP

たまに聞く水道メーターの取り替えって修理とは違うの?

どうやら修理とは別のものとして存在する水道メーターの取り替え。

こちらは、ユーザー管理の範囲に相当しますが、
取り替えに関してはユーザー負担ではなく、
水道局の方で対応
してくれると言います。

では取り替えってなに?つーかなぜ?
実は、水道メーターは計量法という法律によって
8年間の有効期限が定められているのだとか。

そのため、東京都水道局では、
有効期間満了の年月までの間に取り替えを行っているのです。

理由までは書かれていませんでしたが、
恐らくこのメーターの測定結果に基づいて水道使用料が決まるワケですから、
老朽化などで正確性を欠くことがないように対策しているのでは
ないでしょうか。

水道料金は基本料金プラス従量料金で決まるので、使用量によって変わりますし、
所属する自治体によっても違います。

自宅の水がどの浄水場から流れてきているのか
一般家庭では通常どのくらいの水を使っているのか・・
災害時の必要最低限な備蓄は・・・

そんなデータも水道局HPには掲載されているので、また紹介していきます!

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