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『クローン病レントゲン公開!』潰瘍性大腸炎が悪化→検査入院・内視鏡体験談[ブログ]

『クローン病レントゲン公開!』潰瘍性大腸炎が悪化→検査入院・内視鏡体験談[ブログ]

●クローン病のヤロウをやっつけるべく大学病院に通い続けて8年目(2012年〜)

2009年に『痔瘻』発覚・手術
2010年に「潰瘍性大腸炎」発症・通院
2012年に「クローン病」発症・入院

以来、通院をつづけながら現在に至る私が、実体験をベースにさまざまな発信をしているのがこのブログ記事です。


今回は、「クローン病」に至るまでの消化器系全般の検査についてです。

レントゲン以外にも、消化器系の検査っていろいろあります。

レントゲン(画像あり)
小腸検査
胃カメラ
CT
大腸内視鏡カメラ(入院前の画像リンクあり)

実は、かれこれ10年近く前の2012年。
潰瘍性大腸炎の悪化がきっかけで1週間ほど入院し、これらの検査をすることになりました。

その実体験とともに、「潰瘍性大腸炎」から「クローン病」と診断されるまでを解説します。


▷この記事を書いている人◁

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こんにちは!インタビューメディア「ひとびとのひび」編集長です。

販促制作会社の1人経営者&元コピーライターでもあります。

「難病体験」や「-9kgのダイエット」「長年の縄跳び、筋トレ継続」「豊富な取材キャリア」などの実体験を、ブログ形式&ライター目線で発信しています。

◆プロフィールの詳細は、ずっと下の方で紹介していますので、ぜひご一読いただけると有り難いです。



今回の記事では、『大腸の炎症ってそんなになるの?!』『検査って、そんなことまで?!』
と驚く方も多いでしょうが、あなただけでなく、身近な人、大切な人のためにもぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

潰瘍性大腸炎が悪化し大学病院へ。検査入院の結果クローン病確定


『そろそろ検査しておきましょうか

2012年、潰瘍性大腸炎で1年近く通院していた肛門科クリニックで、先生のひと言から「大腸内視鏡カメラ」の検査をすることに。

すると検査当日、S状結腸付近から先にカメラが入っていかず、急遽、「近隣の大学病院を紹介しますのですぐに行ってください」ということになりました



大学病院で詳しく調べたところ、S状結腸の先にある「下行結腸」が、しぼんだ風船のように細〜くなって“腸閉塞寸前!”まで狭窄していたのです。。。マジっす。

その際、レントゲン撮影も行い大腸の様子をチェックしました。


8年前のレントゲン画像

下行結腸の太さが途中から極端に細く・・・素人にも分かるほどの狭窄っぷり。
もうちょっとで腸閉塞というのも頷けます

また、大学病院での内視鏡検査では、なんとかS状結腸から先へカメラが入り、検査できました。

ですが、大腸内が潰瘍だらけで血がしたたり落ちている状態・・・見るも無惨な状況でした。


【グロ注意!】カメラが入っていかなかったとき(入院前のクリニックでの検査時)の大腸(直腸からS状結腸付近)の写真はこちら。
※かなり炎症を起こしていて気持ち悪いのでご覧になる際はくれぐれもご注意ください。



すぐに、大腸だけでなく胃や小腸などの消化器官を片っ端から調べることとなり、1週間ほど検査入院をすることに。

この検査によって『潰瘍性大腸炎』から『クローン病』という診断に変わったのです。


▶合わせて読みたい◀ 
大腸内視鏡検査の詳細や難点については『クローン病とは何か?③』大腸内視鏡検査は有意義でオススメ。でも苦痛も・・。[指定難病・ブログ]で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。



【小腸検査の地獄】これだけは別格に過酷、5年に1度でも苦痛すぎ


大学病院に入院してからの一週間は一歩も出られず、連日検査の嵐でした。

・内視鏡や胃カメラの前の鎮痛剤
・CTの際の造影剤
・レントゲンのバリウム
・それら検査が終わった後の下剤

・・・次々と体内に入れてはトイレで排泄の繰り返し

トイレとベッドと検査室の往復でゲッソリ・・・。
はっきり言って、検査入院中は寝てるヒマがありません。

そんな中でも、最も過酷だったのが小腸の検査(小腸造影ゾンデ法)

●針金の入ったチューブを鼻から挿入され、ノドを通し、食堂を通し、十二指腸付近までひたすら押し込まれます。
●目的地までチューブが到達したら、中の針金だけを抜き、今後はチューブの中に造影剤を注入されます。


その後は、検査台に手足を縛り付けられた状態で、あらゆる方向に回転させられながら撮影をするのです

しばらくの間、ひたすらグルングルン、カシャンカシャンやられるわけです
息苦しくて恐怖に襲われます。

入院中にいろいろと検査を経験しましたがコレだけは二度とゴメンです

そのくらい苦痛でした。

ただ、先生によるとこの小腸の検査は、『結果が問題なければ5年はしなくても大丈夫』とのこと。

すでに8年が経過しましたが、あれ以来やっていないので・・・まぁ大丈夫でしょう。

その後、胃カメラやCTの検査も行い、結果を待つこととなりました。

消化器官は、食べ物(栄養素)の摂取、分解、消化、吸収、排泄におよぶ組織。

これらの検査情報を通じて、その大切さや検査の大変さを感じてもらえたら嬉しく思います。


血液検査で見る炎症反応。入院前と入院後を比較


ここでは、街のクリニックでの血液検査と、大学病院に入院中に受けた血液検査のデータを紹介します。

2012年9月、クリニックでの検査結果

『CRP定量』は炎症反応を表す数値

これが高いほど炎症が起こっている可能性を示唆しています。

この検査の基準値は『0.30mg/dL』
それに対して私の検査値は「0.86mg/dL」、なので「HIGH」を意味する「Hとなっています。

もう1つの『ヘマトクリット値』は、血液中に占める赤血球の割合です。

この値が低いと貧血の可能性がありますが、この検査では、男性の基準値が『39.8〜51.8%』

それに対して私は「38.8%」。
なので「LOW」を意味する「Lとなっています。

つまり、貧血気味。。。


この血液検査の結果と、カメラが入らなかった大腸内視鏡検査の結果を受けて大学病院へ行くことになったのです。

そして、入院後も同様に血液検査を実施しました。
次でその結果を公開して説明します。

入院後の血液検査の結果を受け、再び大腸内視鏡検査を実施


続いて見比べて欲しいのが、大学病院に入院してから受けた血液検査のデータです。

日付は『2012年10月12日』
先ほどのクリニックでの血液検査(9月14日)からほぼ1ヶ月後です。

※病院が違うこともあり、前回と基準値の数字に若干の違いがあります。

2012年10月、大学病院での血液検査

CRP定量は『0.42mg/dL』で、炎症反応の改善は見られるもののやはり『HIGH』

ヘマトクリット値は『39.1%』で、ギリ正常値に。

そして『血沈』は、『赤血球沈降速度』を表す検査値です。

赤血球が時間内に何ミリくらい沈殿したかによって、どのような病気の可能性があるかの判断材料になるのだそうです。

基準値を超えて高値の場合:『感染症』『消化器病』『免疫異常』『ガン』などなど。

基準値より低値の場合:『多血症』『血液凝固』などが予想されると。

結果は『20mm』で基準値『2〜10mm』をかなりオーバーしているため『HIGH』

思いっきり高値なので・・・『消化器病』『免疫異常』

ただ、前回の血液検査から1ヶ月経過して、基本的には炎症反応も貧血の傾向も改善はしていました。

これらをチェックしたうえで、大学病院での大腸内視鏡検査が行われたワケです。



点滴「レミケード」のための通院時も、必ず血液検査を実施


一週間で一通りの検査を行った後は、この大学病院に通院することになり、定期的に『レミケード』の点滴をすることになりました。

レミケードとは、クローン病の特効薬とされるもので、点滴で数時間かけて投与します。
ただし、稀に副作用が出ることもあるため、人によっては漢方治療に切り替えるといったケースも見受けられます。


通院した際は、必ず血液検査を行い、検査結果を先生がチェックしてから『レミケード』を実施するのがお決まりのプロセスです。

そして、クローン病の治療は、そこからが始まりです。
終わりの見えない、治るか分からない通院生活が始まるのです。

まだ患っていない読者の方は・・・絶対にならないでください。

通院も検査も、そして入院も、本当に辛いです。
あなただけでなく、あなたの身近な人、大切な人もどうかこの病気と無縁でいられますように。

この記事が、そのためのお役に立てれば幸いです。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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