ひとびとのひび 〜いろんなまち いろんなしごと いろんなひと。な、日々。〜

【運動は脳を活性化】フリーランスや経営者ほど運動が必要な5つの理由

【PR】この記事には広告を含む場合があります。

運動が脳の働きに効果的って聞くけど本当?
時間を作ってでもやるべきかな?

そんな素朴な疑問にお応えします。


この記事の内容

◆生き物にとっての脳とは
◆運動不足と死亡率の関係
◆運動が脳にもたらす5つの効果


本記事の執筆者
2007年から運動スタート。現在は宅トレとの合わせ技で細マッチョ街道まっしぐらです。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: body_21.07.24-804x1024.jpg

インタビューメディア「ひとびとのひび」編集長
◆販促制作会社1人経営者 & ライター
ぎっくり腰、頸椎ヘルニア、関節痛にこりず、今も運動継続中!

<2007年から運動スタート>アラ50・♂/178cm・64kg(2年半かけてマイナス9kg達成)


「学習機能を高める力」
「ストレスへの耐性」
「うつ病の改善」

などなど、 運動には現代人に嬉しい「脳の活性化」作用 があることがぞくぞく報告されています。


特にフリーランスや経営者ほど、運動による恩恵ははかりしれないと実体験から感じています。

2007年に独立した私も、週末は有酸素運動、平日は筋トレを心がけています。

独立して生きる人は、 常に成果や学習、改善が求められ、上手くいくほどプレッシャーも倍増 するからです。

確かに、ストレスに負けちゃいそう。

ポジティブに成長し続けためには、運動が脳を活性化するメカニズムや効果を理解しておく必要があります。

そこで本記事では、運動が脳にもたらす5つの効果を解説。

きっと、運動をしないこと自体がリスクと感じるはずですので、ぜひ最後までご覧ください。

あなたのフリーでハッピーな人生のお役に立てたら光栄です。



そもそもなぜ人間には脳があるのか?


突然ですが、どんな生き物に「脳」が備わっているかご存知ですか?

答えは、「移動する生き物」

太古の脳の役割は、生き物の移動を制御することだったと考えられているそうです。

確かに!植物には脳ってないもんね。

ちなみに、 体重60kgの哺乳動物の脳の容積は平均0.2リットルに対し、人間は「約6倍」の1.3〜1.4リットル。

高い持久力を持ち、遠くまで移動できる動物の脳は大きいといいます。

私たちにとって、移動と脳には生き物としての根源的な関係性があるんですね。



運動不足は死亡率にも影響? 


健康長寿ネット(公益財団法人長寿科学振興財団)の記事によると、日本では「運動不足に関連する死亡者数」は、「喫煙」「高血圧」に次ぐ第3位で、年間5万人ほどに上ります。

◆我が国における「リスク要因別の関連死亡者数 2007年」

1位:喫煙
2位:高血圧
3位:運動不足
4位:高血糖
5位:食塩摂取

〈運動不足関連約5万人の内訳〉循環器疾患:4.22万人、がん:0.93万人、糖尿病:0.07万人

運動不足が食生活より上位って、怖いかも。


また、以下のような生活習慣病に関するデータもあります。


◆生活習慣病の死因別死亡割合

※厚生労働省「死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(人口10万対)」2020年のデータをもとに作成


以前から運動不足が生活習慣病のリスクを高めると言われています。

でも、 生活習慣病だけで日本人の死因の半数を占める 運動不足ってちょっと笑えないレベル。

脳の働きとは直接関係ありませんが、健康面からみても運動しないって改めてリスキーですね。

あなたは今、どのくらい運動してますか?



運動が脳にもたらす5つの効果


具体的に、運動すると脳にどのような効果があるとされているのか。

精神科医アンダース・ハンセン著「一流の頭脳」や実験データを参考にご紹介します。

ここで推奨する運動とは、主に「有酸素運動」のことを指しています。


①集中力の向上

運動するとドーパミンやノルアドレナリンなど、集中力に欠かせない物質の分泌が増加します。

ドーパミンが増えると感覚が研ぎ澄まされるだけでなく、幸福感をもたらす効果も。

運動後に心地よい気分になるのはそのせいなんだね!



また、「45分のウォーキングを週3回・半年続けた実験」によると・・・

集中する力(選択的注意力)が向上し、脳の前頭葉や頭頂葉など集中力を司る部位が活発化したとのこと。

歩くより、 ランニングの方が効果が得やすく、運動後しばらくは効果が継続。

そのため、朝や午前中に運動すれば昼間の集中力向上が期待できるそうです。


②記憶力の活性化

脳の大きさは25歳頃がピークでその後は年齢とともに縮んでいきます。

毎年0.5〜1%ずつ小さくなるんだって!

記憶の中枢といわれる海馬も、同じように1年に1%ほど小さくなっていきます。

年齢とともに記憶力が衰えるのはそのためです。

ですが、運動することで海馬の萎縮が抑制されることが分かってきています。

それどころか「週3回・40分ほど早く歩いたり走ったりした人は、海馬が2%成長した」という実験データも。

また、運動によって脳内でBDNFというたんぱく質が分泌されます

このBDNFが 脳細胞の新生を促し、脳の細胞同士のつながりを強化して学習や記憶の力を高める のです。

運動でBDNFの分泌を増やせば、記憶力の強化につながるんだね。


③ストレスへの抵抗力アップ

人は緊張しストレスを感じると血液中の「コルチゾール」が増加し、心拍数が上がって思考が混乱してきます。

そうしたストレス反応を抑制するのが海馬です。

海馬は運動をすることで活性化されることが分かっています。

運動も肉体的ストレスなので、やはりコルチゾールは増えてしまいます。


ですが、 運動を定期的に行うことでコルチゾールが分泌されにくく なっていくのだとか。


さらに職場や人間関係など、運動以外のストレスに対する反応も徐々に抑えられていきます。

運動によって、ストレスに対する抵抗力が高まるんだ!

運動でこんなメカニズムが働くというのも面白いですね。


④加齢の悪影響を抑制

60歳の男女100人が1年間ウォーキングをした結果・・・

「側頭葉と前頭葉」、「側頭葉と後頭葉」の結合が強化され、脳全体の働きが活性化 したという実験データが報告されています。

若い被験者でも「側頭葉と前頭葉」が強く連携し、脳の加齢の進行が抑制されました。

運動した人は脳機能が向上し、加齢による悪影響が抑制され脳が若返ると考えられています。

これは、運動によって脳内の変化を抑制する「ギャバ」の働きが弱まり、脳が柔軟になって再編成しやすくなるためです。

※参考:広島大学の報告では、15分程度の運動で脳は活性化することが示されています。


⑤うつ病の改善

以前から、運動はうつ病の治療効果があるとされてきました。

これには、 「海馬の神経の新生や血管新生」、「BDNFの増加」 などが関係しています。

しかも「アルツハイマー病」のマウス実験でも、運動が学習記憶能力の低下を抑えることが報告されているとのこと。

※参考:日医大医会誌資料「―基礎科学から医学・医療を見る―」より

運動によって細胞が新生されたり、細胞同士のつながりが強化されることが大きいんですね。

以上のように、 運動は「集中力」や「記憶力」への効果だけでなく、「ストレス」や「加齢」、「うつ病」の改善 への作用も期待されています。

薬やサプリメントより、安心で超コスパの良い習慣と言えます。

運動は、「副作用のない薬」とも言われてるんだよ!


「フリーランスや経営者ほど運動による恩恵ははかりしれない」と最初にお話しした理由を分かっていただけたでしょうか?

社会人はもちろん、日々プレッシャーと戦う人にとって、運動をしない理由が見当たりません。


楽しく運動できる縄跳びについて、詳しくはこちら。


村上春樹やスティーブジョブズも運動の効果を重視


作家の村上春樹さんは、作品執筆期間にはランニングや水泳を日課にしているそうです。


Appleのスティーブジョブズ」や「メタのマークザッカーバーグ」、「Twitterのジャックドーシー」などは歩きながら会議をしていたことで有名です。

世の中を変えてきた人たちは、体を動かす効果を理解し、仕事に取り入れて脳を活性化していたんですね。

私たちがそれを見習わない理由はないよね!


運動することをためらっていた人は、ぜひこの機会に始めてみませんか?


◆今回ご紹介した情報の多くはこちらの本から引用しています。


◆こちらはオーディオブック版。聴きながら運動すれば、効率的に脳を活性化できますね。


オーディオブックと脳の関係も、かなり参考になると思います。



まとめ:運動しない生活で体を壊してきた過去


私がこんなにしつこく運動をすすめるのは、「脳を活性化するから」だけではありません。

仕事で体を壊すことの怖さやバカバカしさも知ってほしいからです。

私はフリーランスになって、仕事中心の生活やストレスによって何度も体を壊してきました。

そのたびに体重・体型が変動し、運動と食事を見直してきました。



病気について詳しくはこちら


これまでの病歴と体型の変動

この間、 「有酸素運動(ランニング・縄跳び)」と「無酸素運動(腕立て、腹筋、背筋)」 を習慣にすることで、たくさんの成果を実感してきました。

運動で身につけた成果

「バリバリ働ける体力」
「基礎代謝アップ」
「体幹・スタイル強化」
「タフな精神力」
「リフレッシュ効果」
「継続の習慣化」

特におすすめは、「縄跳び」!

楽しいので習慣化しやすく、ランニングやウォーキングとも結びつけやすいからです。


縄跳びの効果について、詳しくはこちら


すべて自分1人で考え、動き、決断しなければならないフリーランスや経営者にとって、運動はメリットだらけ。

これから先、思うままに生きていきたい人には、「運動しないなんてリスクしかない」と言えます。

いっしょに運動して、フリーでハッピーな人生にしていきましょう。


この記事が、そのきっかけになってくれたら嬉しい限りです。

最後までご覧いただきありがとうございました!
ご質問があれば、ぜひコメント欄に!

この記事がお役に立ったら、ぜひシェアしてね!


合わせて読みたい

コメントはこちら

Return Top