という方の疑問にお答えします。
実は、どちらも火災時に消火作業をするために欠かせない設備なんです。
本記事では、見逃しがちだけど超大切な防災の常識を紹介します。
防災意識が爆あがりして自慢したくなると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!
消防車から水を送り込む送水口。よく目にするが使い方は全く知らない。
街中で意外と目にしているはずのこういうモノ↓
消火器の右側、謎のシルバーのポールに「送水口」とある。
消火設備のそばにあったりするので、その類いの用途で力を発揮するものって想像しますよね。
「送水」ってことだから、水を送るために使うんだろうが・・・
調べてみると・・・
全く逆で、文字通りここから水を送り込むんだということが分かりました。
【送水口とは?】
・消防車が入っていけないような場所や、放水しても届かないような高層ビルの場合、消防車はこの「送水口」から水を送り込む。
・消防隊員はホースだけを持って火災現場近くのフロアまで上がる。
そしてこの送水口からの水を吸水できる管にホースをつなぎ消火活動を行う。
なるほど。
※掲載の情報は「送水口博物館」から引用させていただきました。
続いて、採水口についても解説します。
災害時に利用する採水口。送水口と何が違うのか
かわってこちら「採水口」↓
ご丁寧に「消防隊専用」と書かれているものもあるだけに、これまたその類いの用途に活躍するのだと予想される。
ちなみに「防火水槽」とは?
【防火水槽とは?】
災害時に「消火栓」が利用できなくなった際に利用する貯水設備のこと。大きな建物などでは地下に設置されていることが多いようですが、地上のタンク型とかいろいろな形のものがある。
では消火栓って?
【消火栓とは?】
消防車に水を供給するための設備で、水道管に直結されているもの。通常は道路内(車道や歩道)に設定されている。屋内消火栓、屋外消火栓などこちらもいくつかの形態があるようです。
※いずれも東京都日野市の情報を参考にさせていただきました。
ちなみに、こんな風にセットになってる場合もあるんです。なんかカッコいいぞ。
都心部のように高層ビルが密集するエリアでは至るところに設置されていることを考えると、こうした設備のデザイン性はとても意味深い。
消火栓や防火水槽など消防水利の意義を知り、日常を見直す
そもそも消防車には、水をある程度ためておける「水槽を積んだタイプ」と「水槽のないタイプ」の車輌があるんです。
それすら知りませんでした。
というか「消防車ってどうやって水出してんだ?」と疑問を持つこともありませんでした。
そう、ここに吸管と呼ばれるホースみたいなのを落とし込み、ポンプで吸い上げて利用するワケです。
こうした「消火栓」や「防火水槽」のような消防用の水の供給設備のことを「消防水利」と呼ぶのであ〜る。
✔️「この街、いざって時どのくらい安全だろう?」
✔️「もし火事になったら、この辺に自転車や車は止めちゃダメだよな」とか。
災害大国であることを改めて自覚させられる昨今、防災の視点や意識を持たずに暮らすなんてあり得ないのかも?!って思いますよね。
ということで、今回は以上です。
私は念のため、職場と自宅にリュックタイプの防災セットを用意しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました!
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