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【硫黄島とは?】英霊から知る戦争の真実〈青山繁晴作品で歴史を聴こう〉

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当編集長
突然ですが・・・
「硫黄島」って読めます?

「イオウジマ」
だと思ったあなた、残念。

世界自然遺産に登録されている東京都の小笠原諸島に属する島、「硫黄島」

正しくは「イオウトウ」だよ!

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硫黄島を象徴する摺鉢山。日本軍はここを拠点とし地下壕を張り巡らせた

「名前は聞いたことあるけど、何があったのかよく知らない」
「戦国幕末の日本史は好きだけど、戦争って自信ないかも」

そんな人って、意外と多いんじゃないでしょうか?

そこで本記事では、以下の作品をベースに 「第二次世界大戦における硫黄島の歴史」 を分かりやすく深掘りします。

◆死ぬ理由、生きる理由-英霊の渇く島に問う-/青山繁晴著


本記事の執筆者
本作は、作者の講演がベースなので、オーディオブックとの相性が抜群ですよ。

インタビューメディア「ひとびとのひび」編集長
◆販促制作会社1人経営者 & ライター
オーディオブック歴:2019年〜



硫黄島は、米軍の本土上陸を阻止する最後の砦でした。

だから先人たちは、残してきた家族と未来の私たちのために命がけで戦ったのです。

その英霊たちが、いまだ硫黄島の滑走路の下に眠っていることをご存知ですか?

硫黄島には、 今の私たちが知らなければならない事実 がたくさん埋もれています。

“大切な歴史を、きちんと伝えていける大人”になりたいと思いませんか?

とか言いつつ、実は私も「イオウジマ」だと思ってました・・・。


「もっと戦争についての知識を深めないとヤバいかも」

すべて読み終わるころには、そう思ってしまうかもしれませんが、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


硫黄島を象徴する3つの衝撃


第二次世界大戦において、沖縄戦と並び、苛烈極まりない地獄が展開された硫黄島

実は、現在も島内は民間人の立ち入りが禁止されているんです。

なんか・・歴史の闇を感じるね?!

この硫黄島に、 民間人として初めて立ち入りを許され、島内を巡ったのが青山繁晴氏です。

彼の生々しい告白に沿って展開されているのが本書の特徴。

特に個人的に知って欲しいと思ったのが以下の3つです。

「地下壕の実態」
②「英霊たちの遺骨」
「日米合同慰霊式」

挙げたらキリがないので、今回は超厳選しました。

次で紹介します。続きは、ぜひご自分で確かめてみてください。


①「地下壕の実態」

硫黄島の戦いでは、摺鉢山(すりばちやま)を拠点として地下壕を掘りまくり、地下トンネルを張り巡らせて、米軍の上陸を迎え撃ちました。

しかし火山帯である硫黄島の夏の地下壕は、日中70度にもなるという熱地獄。

食料はもちろん、水さえまともに口にできない状況で戦い、栗林中将をはじめ多くの命が奪われた。

約2万1,000人が戦い、生存者は1,000人ほど。。。

しかも敗戦間近の日本軍は、ろくな武器や道具もない状況。

戦いの場となった地下壕は、小さなトンカチやあるいは素手で穴を掘りすすめたといいます。

青山氏は、そこを訪れた。そして、ありのままを語ります。


②「英霊たちの遺骨」

硫黄島は、摺鉢山以外は天然の滑走路のような形をした島。

米軍は日本本土を空爆する際の中継地として、是が非でも硫黄島が欲しかったのです。


ーーー結果、硫黄島陥落。

その際、亡くなった方々の遺体は、米軍が建設した滑走路のコンクリートの下に残されたままに。。。

現代もなお、自衛隊基地の滑走路として使用されているんだよ。

そしてついに、第二次安倍政権のもと全ての英霊のご遺骨を回収するという動きが本格化することに。


③「日米合同慰霊式」

硫黄島での戦死者は、日本が約2万1,000人、米軍が約7,000人

そこで、戦後行われるようになったのが「日米合同慰霊式」です。

ところが、この式典を最初にもちかけたのはアメリカ側からだったといいます。

しかも、参列するご遺族の交通費などは、 アメリカ側は全て国が負担しているのに対し、日本側はほぼ個人の負担 によるのだとか。

そして、いまだに日本の民間人は立ち入りが原則禁止。


「この国にとって、いったい硫黄島とはどんな場所なんだろう?」

きっと、あなたも大きなギモンを投げかけられるはずです。

本書でその他にも、 ハワイの戦艦ミズーリによる「戦争記念館」や、ひめゆりの塔で有名な「女子学徒隊」 など、関連深い史実についても語られています。

✔️ 敗戦国の国民として、戦争を知り、伝えることの意味とは?
✔️ 命を捨て、誰かの平和と幸せを守ろうとした先人たちの思い
✔️ 子孫であるボクらの今と未来はどれほど特別なんだろう?

ぜひ、この本を通じて、いっしょに考えてみてもらえたら嬉しいです。

“大切な歴史は、きちんと伝えてあげられる大人でいたい”

きっと、そう思うんじゃないでしょうか。
少なくとも40代の私は、そうでした。


書籍・オーディオブック・映画で学べる硫黄島の歴史


本書なら、活字の本でもオーディオブックでも「硫黄島の歴史」が痛いくらい胸に刻まれるはずです。

なにより説得力があるのは、元ジャーナリスト青山氏の取材に基づく作品ってこと。

講演を聴いている感覚なので、オトバンクaudiobook.jp」で聴かれる方は学習利用価値の高さをビビるほど実感できるでしょう。

そのくらい、本作はオーディオブックと相性抜群です。


オーディオブックが歴史学習におすすめな理由

◆歴史や戦争はノンフィクションのドラマなので、物語として聴きやすい。
◆移動中などのスキマ時間に気軽に学べる。
◆目が疲れず、活字が苦手でも楽ちん。


興味を持ってくれた方のために、今回の書籍をご紹介します。



活字の書籍はこちら


オーディオブック「オトバンクaudiobook.jp」はこちら


ちなみに、映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」という映画をご存知でしょうか?

クリント・イーストウッド監督の作品です。

この2作品は、 アメリカ側から見た作品と日本側から見た作品 に分かれています。

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どちらも、解約はいつでもOK。私は「硫黄島からの手紙」派です。


【まとめ】歴史とオーディオブックは相性良いかも


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オーディオブックの凄さは「移動しながらサクッと学べること」

忙しい大人には、超有効です。

1日たった5分でも、歩いているだけで脳に直接語りかけてくれるのは、メチャクチャ有益ですよ。

倍速でも聴けるので、移動中もハンパない情報量をインプットできます

本書のような 歴史作品は、特に朗読と相性が良く、頭にすーっと入ってきます。

私も本作は、オーディオブックで読みました。。

オーディオブックを有効活用する人は、学び上手な人が多いみたいだね!

あなたはどうですか?

オーディオブックを利用してない人は、 利用している人の何倍も時間を損しているかもしれません。

忙しい人ほど相性抜群で、惚れてまうやろ〜と叫びたくなりますよ。

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“学びのない日なんて、1ミリもない毎日”

そんな習慣を、当たり前のように実現させてくれます。

ぜひ、良い本を日々の学びに活かしていきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
ご質問があれば、ぜひコメント欄に!


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