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『週イチ連載シリーズ2』 第18話 ほぼ未経験からコピーライターになるために〈バイト、養成講座、就活まで〉

『週イチ連載シリーズ2』 第18話 ほぼ未経験からコピーライターになるために〈バイト、養成講座、就活まで〉

こんにちは!ひとびとのひび編集長っス。
メインサイト「ひとびとのひび」の編集長個人ブログです。

いつも、自分の体験をもとに、幅広いジャンルで「!」とか「?」とか「なんじゃそら・・」などをお届けしています。

今回は恒例の週イチ連載シリーズです。

前回までのあらすじ
「コピーライター養成講座」を経て
どうにか
再就職したデザイン事務所
たった1年で辞めることになった理由

やはりいろいろあったわけで・・・


トラウマになるほど大嫌いだった女性コピーライターの下で
アシスタント兼使いっ走りをしていたこと。
そして、デザイナーの先輩にも嫌気がさしていたこと。


その辺りは前回、

で、ふれました。
なので、そのつづきから。

コピーライターの上司に加えてキツかったデザイナー3人衆


超絶イメージです

話した通り、とにかく、
ぐじぐじと愚痴やら小言やらを私にぶつけてくるデザイナーの先輩からも、
逃げ出したい気持ちでいた。

その会社での人間的な問題を挙げていったらキリがないが、
それにしても、社長が女性社員たちにたじたじになってしまっていたことも、
とっとと辞めようと決心した理由のひとつだった。

女性社員とは、私の上司だったコピーライターだけではない。

別に、女性デザイナー3人衆もいたのだ
もはやひとりひとりを正確に思い出すことはできないくらい、
パーソナルな情報については記憶が薄れているが、エピソードなんかは忘れていない。

すべて書くつもりは毛頭ないし、別に彼女たちひとりひとりが悪人だったかというと、
そういうことでもなかったと思う。

単純に、社長が舐められていたのだ

一番の理由は、この「週イチ連載 特別編」でもふれた通り、
社長がメカ音痴だったことだろう。

当時は我々の業界もデジタル化が加速し、デザイナーはPCでの作業が定着しはじめていた。

そんな時代に社長がMacについて何も知識がなかったら、どうなるか、ということだ。

3人衆の言いなりになる社長を見ていた自分が、今の自分を見たら?


ほぼ、女性たちの言いなりになって(少なくとも我々社員からはそう見えた)
マシンを導入したり、業務における「できる」「できない」を聞き入れてしまっていた。

当然、性格の良し悪しに関係なく彼女たちもしだいに増長になっていくわけだ。

さすがに社長に対して尊大とまではいかないものの、
聞いていて

「そりゃ言い過ぎだろ」
「つーか言い方ってもんを知らねーのかよ」


と、ついツッコミたくなるような場面には何度も出くわした。

見かねた一番下っ端の私がそこで社長を擁護する、
ということも特になかった。

といって彼女たちの主張に同調していたわけではない。

心情的には社長に味方したかったのがホンネだが、
どこかで、『この時代の経営者でPCスキルがないと、やっぱりこうなっちゃうのか』と、
感傷もあったが客観的に反面教師として映っていたことが大きかったのだろう。

ふと、それから20年近くの歳月を振り返ったとき、今の自分に突き刺さるものを感じている

これからの時代に必要なスキルがなければ・・・と、
あの頃、ひとりの若者として冷静な眼で記録した光景。

今の若者に、自分はどう映るだろう。
イヤ、そうじゃない。

あの頃の自分からは、今の自分がどう映るんだろう
ということだ。

将来のビジョンを明確にしろと、まさか彼に言われるとは


その光景をこの眼に映しとったとき、会社を辞めようと決めたじゃないか

それは、将来性のなさを感じてしまったからだったはずだ。

では今の自分には、それが見えているか。
ビジョンは確かか。そこへ向かう熱は?炎は?
未来のための蓄積と準備はどうだ。


さんざん社員たちの人となりを書き連ね、ついに社長にまでおよんだ先に、
待っていたのはそれだった

ずいぶんと艶々でぴちぴちしていた過去の自分とこんな形ではちあわせるとは。
とても意外だった。
たまには、振り返ってみるのも悪くないのかも。

正直、はじめてこの連載を書いてみて良かったと思った
しばらく、彼の視線を感じながら緊張感のある日々を過ごせそうだ

あの頃は、緊張感とはほど遠かった。

毎日ひとりでランチに出かけ、食べ終わったら近所のカフェか神社の境内のベンチ
常にひとりだった。
会社の誰とも食事には行かなかった

かたくなにそうしていたってほどではない。
だから稀に誘われて行くこともあるにはあったが、
自分から誘ってまで、と思ったことはなかった

たいていお昼は本を読んだりしていた気がするけど、
それにしてもひとりで、本当にいろんなことを考えていた

246沿いにある広告代理店を見上げながら、
『こんな会社と仕事できる日なんて来るんだろうか』
漠然とした不安を両手で抱えながら、その先の、かなり遠くの方に希望を見据えていた。

幸いにも、そこだけじゃなく、
D社やらH社やらいろいろなところでお世話になることができた。

それはなによりだけれど、
それにしても、今の自分が見ているこの先の景色は、
あのころとずいぶん方角が変わってきたものだ。

話がそれてきたので、
つづきはこちら!次回第19話で!


ワンポイントアドバイス的なコラムはこちら

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