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『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ㉕

『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ㉕

これまでのシリーズのあらまし
最悪な仕事に、おかしな仲間。かなりヤバい社長・会長。
どうしようもない毎日
の中、
会長のお店のオネーチャン問題も一段落したと思いきや、
ついに目撃してしまった禁断の主従関係??
もはや辞表の提出も秒読み段階に入ったころ、
事件は起きたのです。


社長と会長の雨の中での逆アバンチュールとも言える、
暴力的な情事を目撃してしまい、
その場から逃げるように飲み屋へ直行した・・・

その辺りは前回、
『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ㉔
で、ふれました。

なので、そのつづきから。

ついに起きてしまった事件。そして、まさかの過去

私が電車の遅延で遅れて出社した頃には、
皆が第一報にはふれていました。しかし、詳細は分からない。

お昼休憩になった途端、ランチよりも先に、
社内事情に明るいはずの先輩の声を聞くべく、制作部のいつものメンバー
(私、先輩、元劇団員、元料理人、モヒカン、事務女性)で公園へGO!

そこで先輩の口から聞かされたのは

「金額は◎億円くらいだろう」
「それよりコレを機に過去のことがバレるかもしれない」


そんな意味深なセリフ。根掘り葉掘り聞きたくなるに決まっています。

残念ながら大きな声で話せないこともありますのであしからず

まず、やはりウワサ通り会社が、というか会長が脱税で摘発されました。
その脱税額が数億円規模だったことも事実でした。

TVでも報道されたようで翌日には社員全員の知るところに。

そのタイミングで私たち制作部の仲間はみんな会社を辞めました
なので、その後の会社のゴタゴタについては分からずじまい。

まぁ逮捕という報道はありませんでしたので
そこまでには至らずに済んだのでしょうが、先輩の話によると、
過去にも同様の事件を起こしていたのだ、と。

やはり数億円規模で。しかも現金を隠匿してたりして。

知らずに我々は入社していたワケですね。
そんなことも含め、
家族に退職の事後報告をしてもすんなり尊重してもらえたのは
言うまでもありません。
まぁ見る目のなさは指摘されましたが。

考えてみれば、多少のことは目をつぶり焦って就職した一面も

とはいえ、
当時コピーライター未経験者でも雇ってもらえる会社は非常に少なく
やっとの思いで見つけ、飛びついた会社だったので、
個人的にはしょーがないかって感じでした。

いつまでもプラプラしている焦りや後ろめたさもありましたし、
今思えば面接時から胡散臭さはゼロではなかったですしね。

よくよく考えたら、
入社試験・・というほどではないですが最初のアプローチで
「一万円で売れるボールペンとはどんなボールペンか考えよ」
といった課題への取り組みを求められましたので。その場で。
確か20分くらいで書いて出してくださいと言われたと記憶しています。
胡散臭いっすよね。

代わりに不思議な仲間もできましたし、
後にこうやって紹介できる面白い経験もできましたけど

それはそれとして、脱税の報道がされた翌日の朝

私たちは、同じ制作部のフロアの壁を隔てたクソ狭い空間に
常に閉じ込められている(デスクを配置している)社長のもとへ、
朝から一人ずつ列をなして退職願いを提出すべく並ぶことになりました。

一人ずつ退職の意向を伝えつつ提出していくのです。
ギョッとして社長が身を乗り出し、
最後尾までを確認していた
ことを思い出します。

その様子も、もちろん後日の飲みのネタになりました。
笑ってはいましたが、
一方で明日に向かって頭が冴えていく感覚も同時に感じていました。
笑っていられるのも今のうちだな、と。

私は入社してたった3ヵ月で退社ということになりましたので、
次の勤め先をどうするかという問題が常に隣にありました。
3ヵ月ではキャリアとして主張するには余りにもショボい

とはいえ、またフリーターに逆戻りして、そのままぷらぷら・・
というワケにもいかない。
さてさて、どうするかねぇ〜・・・。



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