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『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ㉔

『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ㉔

これまでのシリーズのあらまし
最悪な仕事に、おかしな仲間。かなりヤバい社長・会長。
どうしようもない毎日の中、
会長のお店のオネーチャン問題も一段落したと思いきや、
ついに目撃してしまった禁断の主従関係??
もはや辞表の提出も秒読み段階か・・・


雨の日の夜、帰りに同僚たちと軽く飲みにでも、
という流れで会社を後にしようとした時、
屋上でずぶ濡れの中年2人がまさかのご挨拶をかましてきた・・・

その辺りは前回、
『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ㉓
で、ふれました。

なので、そのつづきから。

・・・そして、なんの予兆もなく、突然事件は起きました 

事件が起きたのは、ナゾ多き主従関係にも嫌気がさし、
そろそろ潮時だろうという空気を同僚たちの誰もが醸しはじめたころでした。

その日は、会社に着いた時から、
ひとりひとりの雰囲気がどこか違って
いました。

先輩を見てもやたらと目が泳ぐ。
明らかに何かあったようなバツの悪さがあるのです。

とはいえ、すぐに私のところに誰かが寄ってきて
耳打ちしてくれるワケでもない。


そして、たいした用でもなさそうなのに例の2階へ移った同僚たちも、
ひとりずつ順番に5階の我々のフロアにきては
どーでも良い書類を置いていったり、内線で済む確認ごとに現れたり。

その都度チラチラと目が合う・・・のに何を言ってくるワケでもない。

これは思ったよりオオゴトかも?
そう察知した私は、とりあえず昼休憩まではやり過ごすこととしました。

・・・お昼。いつものように、いつものメンバーで外へ

みんなでランチのお店を目指すよりも前に、例の公園へ一気に集合です。

そこで先輩の口から告げられました。

先輩「どうやら脱税みたいっすね」

「・・・誰がデス?」

先輩「・・・会長ですよ」

「えええ〜〜っ!!マジすかぁっ!!?? なんで分かったんすか??」

元劇団員「いや、もう朝からその話題でもちきりっすよ」

そう、私だけその日、通勤電車の人身事故が原因で
ケッコーな遅刻をしていたのだ。

どうやら、他のメンバーも皆その事実は知っているらしい。

ただ、何がどうなって、そうなったのか。
そこらの経緯はサッパリなようで、
一番詳しいはずの先輩の言葉を待っているのだ。

一同、先輩の口から真実が聞けるはずと、息をのむ

先輩「いやオレもさっき秘書の◎◎さんに探り入れてみたんすけど・・・」

「・・ゴクリ・・・それで??」

先輩「よく分かんないッス」

元料理人「ズコッ!!!」

久々にちょっとウケました。
本人もつい口走ってしまったようで、驚いた様子。

先輩「いや、金額はだいだい◎億円くらいだってことだけど、
本当に脱税なのか、法に触れるのか、ってあたりは分からないッス」


一同「あ〜〜・・・なるほど。。。つーか◎億!!!??」

先輩「だいたいそんな感じッスね。ただそれより問題が・・・」

一同「??なんすか?問題って」

先輩「これで過去のネタもバレることになりそうかと」

一同「なんすか?過去って??まだなんかあるんすか??」

先輩「いや、コレはオレより古い人間はみんな知ってるコトなんすけど・・」

一同「・・・・・」

つづきはコチラ!次回㉕話で!
いよいよ物語(ってほどじゃないけど)はクライマックスへ
⬇️

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