ひとびとのひび 〜いろんなまち いろんなしごと いろんなひと。な、日々。〜

『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ⑳

『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ⑳

前回までのあらすじ
最悪なインチキまがいの仕事に、おかしな仲間。
かなりヤバい社長・会長。
どうしようもない毎日の中、お楽しみだったのが会社主催のグルメタイム
たまにオネーチャン系でおいしい思いができたとしても、
それをヨシとせず、勘ぐり、険悪な雰囲気を醸すひとりの男・・・

数々の会長からの妨害の中、ちょっとした幸運にも恵まれ、
どうにか楽しいひとときにこぎ着けられたのは良いが、
翌日の会長との対面には一抹の不安あり・・・

その辺りは前回、
『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ⑲
で、ふれました。

なので、そのつづきから。

いよいよ私から会長に挨拶するために、会長室の中へ

・・・コンッ、コンッ

「はいぃ〜〜どうぞぉおお」

会長室のドアをおもむろにノックし、
私が先に入室。先輩は私が終わった後ということに。

私 「失礼します!」

会長 「はいぃ〜〜」

私 「会長!昨日は遅くまでありがとうゴザイマシタ。
カレーもゴチソウさまデシタ。
スゴクオイシカッタデス・・・」


会長 「ん〜そうですか、それは良かった」

私 「はい!!」

会長 「ちゃんと寝られましたかぁ〜?」

私 「・・・はい!ちゃんと寝られました」

会長 「あの後は真っ直ぐ帰ったのかなぁ〜?」

私 「・・・・・もちろん、真っ直ぐ帰りました!」

会長「・・そうですか。お店の女の子とどこか行ったワケじゃないんですねぇ??」

私 「・・・・・・」

フリーズ フリーズ ミー
必死で脂汗のポーカーフェース

心臓に強烈なダメージを受けたことを悟られないように、
私 「いえ、真っ直ぐ帰りました」

会長 「・・・ふ〜ん、へんなのぉ〜。はい、もう結構です」

私 「???・・・きょ、今日も一日よろしくお願い致します!失礼します!」

退出し、廊下に出たところで
次に入室しようと身構える先輩とすれ違いながら、
私は先に自分のフロアへ。

それにしても、さっきの質問・・・
「女の子とどっかへ??」

なぜわかる??
しかも

「ふ〜ん、へんなのぉ〜」

アレどういう意味だ?つーかなんてフレーズだよ。
意味わかんねー!大のオトナが使う言葉かよっ

でも明らかに会長の顔色変わってたよな・・
てか引きつってたような・・ヤバいのかな。。

自問自答しまくっているところへ先輩も戻ってきました

チラリと目配せされ、
すぐに私と話したがっているのは明白でした。

しかし、会長が出社したばかりで皆そわそわしてるし、
目先の仕事もあるので結局は就業時間が終わるまでおあずけ状態

今なら喫煙所に一服しにいく、といった方法もあるでしょうが、
当時はお互いヘビースモーカーながら、
自分のデスクでフツーにタバコが吸えた時代。

考えられませんが、それが当たり前だった時代が確かにあったんですよね。

さておき、仕事を終えて同僚たちとともにいよいよ退社。

「お先に失礼致します〜」

「ああ、お疲れ様」

不気味なほど邪気のない笑顔をみせる社長に
一瞥をくれて足早にビルの外へ。

示し合わせたかのように、いつもランチの後に集まる近所の公園へ。

そこで初めてまともに先輩と目が合うなり、

「なんて言われました???」
予想通りのハモりっぷり。
私は、自分の身に起こったとおり

「・・・ふ〜ん、へんなのぉ〜。はい、もう結構です」
って言われました、と。

「オレも、まったくいっしょ」

「・・・・ギャハハハハハハハハ!!!!」

つづきはコチラ!次回㉑話で!
⬇️


コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

Return Top