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【名作おすすめ面白映画】仁義ある主人公が仁義なき戦いに巻き込まれる5部作。見るなら広島死闘篇は後回しでOK

【名作おすすめ面白映画】仁義ある主人公が仁義なき戦いに巻き込まれる5部作。見るなら広島死闘篇は後回しでOK
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こんにちは!ひとびとのひび編集長っス。
インタビューメディア「ひとびとのひび」の編集長個人ブログです。

いろんな人たちの生き方や働き方をインタビューしまくっている私が、さらに自分の手と足で見たり調べたりした実体験だけをもとに発信しています。


仁義なき戦い/監督:深作欣二

今回紹介する映画:「仁義なき戦い」(全5部作)

ご存知の方には今さらで申し訳ないですが、原作は、実話をもとに作家・飯干晃一氏が手がけた広島ヤクザ抗争を描くノンフィクション小説。

その大ヒットを受けて映画化されたのが本作です。

仁義なき戦い 広島死闘篇
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仁義なき戦い 代理戦争
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仁義なき戦い 頂上作戦
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仁義なき戦い 完結篇

これぞ、ザ・昭和のヤクザ映画。

「有名だからタイトルは知ってるけど、今さら見る気はしない・・・。」
「いろんなシリーズがあって、どれから見たらいいか分からない・・・。」

そう思っているそこのあなた!のために

まずはファーストシリーズから「オススメの理由」「見る順番」「見るべきポイント」などを片っ端からお伝えします。

その前に、全くの初心者のためになぜいまだに「仁義なき戦い」のファンが多く、時代を超えてやたら需要があるのか?

とりあえずオーソドックスな理由から並べてみましょう。

理由①:テーマソング
理由②:セリフ(広島弁)
理由③:キャラ(配役)
理由④:映像(暴力描写)
理由⑤:ナレーション
理由⑥:ストーリー(暴力と生命)
  ・・・などなど

これ以上はキリがない

とにかく昭和だろーが平成、令和だろーが関係なく、現代にもガンガン響くシーンがいっぱいあります。

この記事では、そんな「仁義なき戦い」の魅力をライター目線で鬼自己中にご紹介していきます。

作品の良さや名台詞なんかは、いろんなサイトで紹介されているので、ここではサラッて感じです。

紹介したいのは、マニアックな萌えポイントやツッコミドコロ、「?」と感じるクエスチョンなどなど。

きっと「仁義なき戦い」を見ないでスルーするなんて考えられない!と思ってしまうでしょうが、なんとか最後までお付き合いください!

なんで「広島死闘篇」は最後でいいのか??
を先に知りたい、という方はこちらで解説します!!


仁義なき戦いが愛されつづけている理由を超ワタシ目線で解説


まずはご挨拶がわりとして「仁義なき戦い」のファンが多く、時代を超えてやたら需要がある6つの理由について、補足しますのでしっかりご覧ください。

理由①:テーマソング


今でもテレビなんかでバイオレンスなシーンになると流されるあの曲。

♪チャララ〜〜 チャララ〜〜
 デンデンデンデン デンデンデンデン デンデンデンデン チャ〜チャ!・・・♪

コレで分かる人はすでにバリバリのファンでしょうけど。

まぁこの曲が流れるだけで、お気に入りのシーンなんかが頭をよぎったりするくらいインパクト丸出しにすり込まれてしまうテーマソングです。

しかもオープニングから流れてくるので、序盤でいきなりワシづかみにされるワケです。

理由②:セリフ(広島弁)


「狙われるもんより、狙うもんの方が強いんじゃ」

「広島にヤクザは2つもいりゃせんのじゃぁ」

「取るんなら今ここで取りないや、おぅ! 能書きはいらんよ 来いゆうたらいつでも来いや! 待っとるでぇ」

などなどでお馴染みの、アレですね。
皆さんお分かりですよね。

特に主人公広能を演じた菅原文太は、後のCMでも「・・・朝日ソーラーじゃけぇん」でも広く知られているところ。
(ご本人は東北出身とされてますが)

ヤクザ映画だけに、なおさら生まれる迫力と語感、広島極道の孤高な凶暴さと悲哀と郷愁、事件性&時代性、菅原文太のキャラとの絶妙な相性・・・もはや広島弁以外にありえません。

標準語で撮り直したら3割はファンが減るでしょう。

また言い回しもやたら頭にこびりつきやすい。

これを聞くだけでも一見の価値ありあり。

理由③:キャラ(配役)


後でまた触れますが、まぁ濃い。

しかもどいつもこいつもハマってる。

◆金子信雄:腹黒さ+金の亡者×120%」を立体化した山守組組長
◆田中邦衛:その太鼓持ちでずる賢さだけで世渡りする子分
◆梅宮辰夫:常に主人公と緊密な関係にあって重要な役回りを演じる男
◆松方弘樹:出てくるたびに役柄が全くちがうのにインパクトありあり

◆北大路欣也:おいしい役でしか登場したことのないナイスガイ
◆千葉真一:一度しか出演していないのにやたら記憶に残りまくり
◆菅原文太:愚直で義理堅く、それが理由で最後にバカを見る主人公

マジでキリがありません。

これらを確かめるためだけでも見るべきじゃけん。

理由④:映像(暴力描写)


特によく言われるのが、カメラワークや血の演出などですね。

首がおかしくなりそうなアングルだったり、撮ってるカメラに直接血のりをぶっかけたり。

いわゆるヤクザ社会を美化したような任侠モノではなく、実録映画と言われるリアリティ重視の作品だということがそんなところにもうかがえます。

昭和の撮影技術うんぬんはおいといて、暴力シーンを見ていると痛々しさを感じる場面が多くあります。

「拳銃ぶっ放してカッコいい」「ケンカ強くて渋い」

といった美学はありませんのでご安心ください。

理由⑤:ナレーション


シリーズで共通している手法の1つが、このナレーションです。

例のテーマソングとともにいきなりナレーションが入ってきます。

声のトーンが・・・モノクロの映像と音楽と連動して怖いです。
でも慣れるとハマります。

ただこのナレーションから始まる演出が、ドキュメンタリーともジャーナリスティックとも言い得るような実録性を印象づけているのは間違いありません。

そして、物語が一気に加速しそうな始まりの予感をあおりまくります。

見たことのないあなたは、ぜひ、オープニングだけでも確かめてみましょう。

理由⑥:ストーリー(暴力と生命)


実はヤクザ映画といいながら、シリーズで一貫しているのが

「なぜ人間社会から暴力はなくならないのか」
「なぜ争いのたびに若い命から失われるのか」

といった問いであり命題です。

抗争の顛末を見せることによるアンチテーゼでもありますね。

特にシリーズ後半になるほど、それは色濃く見られます。

その背景に、原爆ドームをモチーフとしたヒロシマが投影されているところにも、作品のもう一つのインパクトが潜んでいます。

他にも、昭和ならではのファッションや街並み、情勢など時代性がぷんぷん匂ってくるのもミドコロです。

大いに注目して見るべきポイントだらけですので、ぜひ参考にしてください。

なぜ広島死闘篇は最後で良いのか?理由を解説


結論:シリーズのスピンオフ的な作品だから。

この作品ばかりは主役が菅原文太ではなく、北大路欣也なんです。

そして準主役が千葉真一。

決してつまらないワケじゃないです。
この作品が一番好きという人もいるでしょう。

特に「仁義なき戦い」シリーズにこの一度しか登場しない千葉真一の個性と暴れっぷりは見事ですし希少です。

ただ、他のシリーズと全く連動していないんですね。
登場人物も、ストーリーも、ほぼこの作品だけのものなんで異質なんです。

途中で見るとシリーズの理解に困惑すると思います。(このレビューも「広島死闘篇」はありません)

なので、まずはファーストシリーズを見たら、「広島死闘篇」を飛ばして「代理戦争」を見るようにしましょう。

ファーストシリーズでなく、いきなり3作目の「代理戦争」から「頂上作戦」「完結篇」という見方も悪くないと思います。

3作目、4作目、5作目はストーリーがつながっているので、ここは続けて見るようにしましょう。

ただ、3作目からだと作品の予備知識がないまま見ることになるので、最初は少し「?」が点灯するかもしれません。
でも特に問題なく見られますね。

その後で、ストーリーの始まりを確かめるようにファーストシリーズを見ると、より主人公の人物像や周囲との関係性が理解できて面白いはずです。

ということで、「広島死闘篇」は他の4作を見終わってからで十分。

全部見終わった後で「番外編」的な作品という意識で見るのがオススメです。

ファーストシリーズは、登場する役者さんたちも若者という設定。


そう、演じているのはオッサンたちですが、ファーストシリーズはほとんどが戦後の若者という設定。
(主人公の広能(菅原文太)は復員兵)

ソイツらがちょっとしたモメ事をきっかけに出会い、極道社会にのめり込んでいく・・・という物語のスタートになっています。

ファーストシリーズのあらすじを知りたい方はこちらをどうぞ

昭和21年、戦後の闇市時代。主人公である広能(菅原文太)は、とある若者たちのケンカの助っ人として敵討ちに向かい相手を射殺、獄中生活を送る。

出所後はその若者たちに山守組長(金子信雄)率いる山守組を紹介され、メンバーまとめて組員に

山守組の台頭とともに敵対する勢力も現れる中、黒幕の描いたシナリオ通り山守組は土居組との抗争に。

広能は相手の組長の暗殺を山守組長に依頼され、実行する。
それで収まるかと思いきや、裏切りに次ぐ裏切りで組同士・組内同士の凄惨な殺し合いに発展・・

出所した広能は大出世を約束されていたにも関わらず冷遇され、仲間の多くはすでに殺され、敵味方の分からぬ戦いの渦中で真の裏切り者の存在に気づき、敵討ちを誓うのだが・・・

ざっくりそんな感じ。
クライマックスに菅原文太が葬儀の席で拳銃をぶっ放すシーンはあまりにも有名だ。

冒頭で、「実話をもとに作家・飯干晃一氏が原作を手がけた」と書きましたが、この広島抗争の中心的人物が獄中で書いた手記が原作のもとになっているということも有名です。

小説化される際には、真実を伝えたいがために登場する団体・人物などの実名表記が条件になったと言われています。



全5部作に登場する有名俳優の面々。他界された人の多さに合掌。


この仁義なきシリーズは、基本5部作で完結。

「全シリーズに登場する俳優」「一部シリーズでおいしい役を演じる俳優」「ここで日の目を見てスターになっていった若手俳優」などさまざまに登場しますが、今となっては超がつくほどの有名俳優が多数出演していたことに驚かされます。

中でも梅宮辰夫はいくつかのシリーズに出演しています

このファーストシリーズでは、主人公の広能(菅原文太)が最初にケンカで刑務所に入ったとき、獄中で兄弟分の契りを交わしたのが土居組若衆頭の若杉(梅宮辰夫)です

彼はこの作品前半のキーマンとなる人物。
広能は若杉を兄貴分と慕い、最後には大いなる敵討ちを誓いクライマックスへと向かう・・・。

ということで、梅宮氏は本作で、あるときは広能の兄貴分、あるときは兄弟分と、配役を変えながら何度も登場しており、しかもどの役も誰よりインパクトを残しています

その氏の訃報にふれたことがこの記事紹介に至った理由でもあります。

そう考えると
主演の菅原文太をはじめ
金子信雄
松方弘樹
山城新伍
成田三樹夫
渡瀬恒彦
川谷拓三
室田日出男・・・

錚々たる出演俳優がすでにこの世を去っています。

時の流れを感じずにはいられませんが、その意味でも見応えがあると言えます。


全シリーズに出演している俳優の中でも、田中邦衛の存在は珠玉。


とにかくいろいろな俳優が、出演するシリーズによって違う役で登場しているのも本作のおもしろさ。

全作で死んだはずの人間が、全く違う役で次シリーズにしれっと出演していたりします。

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(写真のDVDは私物)

どのシリーズでもキャラクターが変わっていないのは、主人公の菅原文太、山守組組長の金子信雄、その子分の田中邦衛くらいだろうか。

それと、小林旭
日活のスター小林旭が参戦することでも当時は話題となったらしいですが、彼も登場する回はすべて同じ配役で出演しています。

それはそれとして、ちょっと視点を変えてみると、菅原文太と田中邦衛の関係性は実に面白い

この田中邦衛扮する槙原という男は、とにかく小ずるく立ち回り、組長金子信雄の腰巾着として山守組内でたいした功績もないのに出世する人物。

菅原文太扮する広能も、何度となくこの槙原には煮え湯を飲まされ、裏切られつづけてきています。
いわば水と油、犬猿の仲といった関係だ。


時が経ち、倉本聰によるドラマ北の国からがスタート。そこで事件が?!


「仁義なき戦い 完結篇」が上映されてからしばらくした1981年、テレビの世界では、後の大人気シリーズとなる名作「北の国から」が連続ドラマとしてスタートします

このドラマで田中邦衛は黒板五郎役を演じ、2人のこどもたちとともに国民的ファミリー像を築き上げます

ご存知の方も多いでしょう。
涙なしでは見られない人間ドラマッス。

その中でも田中邦衛は、愚直なまでにこどもたちと向き合い、貧乏でも、文明の利器に頼らなくても、たくましく生きていく姿をお茶の間の家族にまで見せつける、もはや「日本一良い人キャラ」のとなりますよね。

連ドラシリーズが終わると、特番で放送されるようになります。

そして、特番になって5本目のシリーズ「北の国から’92巣立ち」で事件は起きるのです。

なんと、仁義なき戦いで相まみえた「菅原文太」との共演を果たすのです

◆その問題のシーンの前後のあらすじを知りたいかたはこちら

作中、黒板五郎(田中邦衛)の息子・純(吉岡秀隆)がガールフレンドのタマ子(裕木奈江)を妊娠させてしまうという一幕がある。

しかしタマ子は自分の判断で誰にも告げず中絶。

それを知った純は病院へ駆けつけるのだが、そこで出会った養父である叔父(菅原文太)に強烈な一発をお見舞いされる。

そして、北海道から田中邦衛が父としての責任を果たすべく上京。

彼女の養家へ訪れ、叔父である菅原文太と真正面から対峙することとなる・・

ひゅ〜〜♪
何年ぶりだろう。
仁義なきシリーズを見ている人にとって、2人の共演は感慨深いものがあります。

そして直後、衝撃的な映像を目撃するのです。

なんと!田中邦衛が、菅原文太の前で土下座をし、頭をこすりつけて謝罪するのです。

あれほどまでに菅原文太をあざむきつづけ、裏切りつづけながら一度として謝罪したことのない卑劣極まりない男が、ついに頭を垂れるのだ。

もちろん作中のキャラクターの話・・・でも実に面白い。

何年越しで謝ってんだよ!と
突っ込む国民の声が聞こえてくるようです。

ってことで仁義なき戦い。
今回紹介したファーストシリーズだけでも、田中邦衛のブタ野郎っぷりが遺憾なく発揮されているのが分かるはず。

本作をご覧になった方は、国民的ドラマ「北の国から’92巣立ち」をぜひご覧になっていただきたい

今後どこかで北の国からシリーズも紹介したいと思います。



by カエレバ

まさか自分がこんなに動画配信サービスにハマるとは?!!


「一度会員になっちゃったら退会が大変そう」「料金の割に合わなそう」「入っても見なそう」とか思っていました。

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Amazonプライムビデオ会員をつづけています

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▷U-NEXTは月額1990円と高額ですが、見られる作品が14000タイトルとべらぼうに多いのが特徴。「31日間無料体験」という31日ってとこも面白いですね。

もちろん、「仁義なき戦い」シリーズも見られます!

※登録するかどうかは、とりあえずYouTubeで探してみて決めるのも手です。
ただ、YouTubeだと規約上、中途半端な映像が多いので、私みたいにそれがストレスに感じる人は有料でも動画サービスを利用することをおすすめします。


▷フジテレビのオンデマンドサービスFODでも「仁義なき戦い」が見られます。
月額888円(税抜)で無料トライアル期間は2週間!

ここだけの話、私は2回ほど無料期間だけで退会しています。



▷Amazonプライムビデオは私も会員ですが、月額500円で見放題です。もちろん「30日無料体験」もありますし、音楽の聴き放題もあります。

ただし、2020年11月現在は「仁義なき戦い」シリーズの見放題がなくなっています。
Amazonプライムビデオは、時期によって見られる作品が見られなくなったり、また見られるようになったり・・変動するのが特徴です。
なので、また見られるようになると思いますけどね。

何より、プライム会員の特典といしてショッピング時のお急ぎ便や送料無料(離島など一部地域除く)などの恩恵も同時に受けられるのが良いですよね。


指定期間を過ぎてしまうと課金されてしまうので、くれぐれも登録日だけは忘れないように!
(私はきっちりスマホのカレンダーでリマインド設定したりします)

金額的には、DMMとAmazonなら、有料でも『スタバのコーヒー1杯分』くらいですね。


まずは、ご自分が見たい作品がありそうか、それぞれのサイトで検索してみると良いですよ!

最後までご覧いただきありがとうございました!


コアなファンの方のために、仁義なき戦いDVDシリーズもご紹介しておきます


なぜか分かりませんが、「仁義なき戦い」のDVDは、全5巻セットで買おうとするとやたら高くなります。

なので、ここではあえて1巻ずつ単品でご紹介します。

▶合わせて読みたい◀
「仁義なき戦い」のその他のシリーズについてもライター的解説をまとめています。その詳細はこちらで紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!!


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