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『シリーズ3』第9話 転職ばかりでコピーライターのキャリアが定着せずバイト生活

『シリーズ3』第9話 転職ばかりでコピーライターのキャリアが定着せずバイト生活

こんにちは!コピーライター&デザイン事務所経営者、本ドメインのメインサイト「ひとびとのひび」の編集長です。

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このブログは、ライター業を通じて、多種多様な業界の方々の仕事や働き方、生活スタイルをインタビューしまくってきた私が、さらに自分の手と足で、見たり、調べたりした実体験をもとに発信しています。


シリーズ3に至るまでのあらすじ・・・

インチキ広告制作会社にコピーライターとして就職し
アホらしさのあまり辞めてコピーライター養成講座を受講。
次のデザイン事務所も気に入らずぴったり1年で退社。
そしてなぜかマンキツでバイトすることに・・・

※本シリーズは私個人の就活時代の体験談です。

※本シリーズは私個人の就活時代の体験談です。


やけになって飲み過ぎた翌日の朝もきちんと働き、頑張って責任を果たす偉い青年2人。

最後の夜を部屋で過ごしていると、クソヤローと呼ばれるバイトくんからのクソな電話の応酬・・・まさか本当に言われるがままに社員に電話をかけるとは・・


その辺りは前回、

で、ふれました。
なので、そのつづきから。





今度は社員に休みを直談判。しかしあっさり返り討ち、その上・・・


先輩:「あー、◎◎君か、びっくりした、どうしたのこんな時間に?」
キング・オブ・白々しい。さすがだ。

クソヤロー:「じ、実はあの・・明日なんですけど・・・」

“こんな時間に”とわざわざ振っているにも関わらず例の『夜分に・・』がテンパって出てこないクソっぷりに、横で聞き耳立てながらますますイラつく。

クソヤロー:「・・・なのでバイトを・・あの休ませて欲しいのですが・・」

先輩:「そりゃ困るよ◎◎くん」

クソヤロー:「・・・え!!」

先輩:「え!じゃなくてさ・・・事情があるのはしょうがないけど、だったらその穴を埋める人を誰か用意することはできない?いくらなんでも急すぎるからさ」

クソヤロー:「イヤ・・・でもそれは・・」

先輩:「誰か仲良い人とかいないの?一人くらい」

クソヤロー:「いや・・でも◎◎さんとか◎◎さんには断られてしまい・・」

先輩:「あーそうなんだ。それは残念だったねぇ」

クソヤロー:「そうなんです、だからもうボクには誰も・・」

先輩:「でも◎◎さんなら、“いろいろ当たったけど誰もいなかったから”ってお願いしたら何とかしてくれるんじゃない?」

◎◎さんとは、そう、隣で聞いている私のことだ『カンベンしてくれよ、おい。』



言われるがままの2度目のシフト代わってコールは本気のウソまみれ


先輩:「◎◎さんならなんとかしてくれそうだけど、ダメかな?」

クソヤロー:「イヤ・・そうですかね?」

先輩:「◎◎さん優しいから、もう一度真剣に頼んだら代わってくれるかもしれないじゃん」

クソヤロー:「わ、分かりました!!」

まるですでに救われたかのようなテンションで電話を切るクソヤロー。
その瞬間爆笑の先輩。

私:「イヤ、マジ待ってくださいよもぉー。コイツめんどくさすぎて嫌いなんすよオレ」

先輩:「すいません、すいません!面白そうで、つい。まぁ後はキレまくっても良いしシカトしてもいいし、なんなら“◎◎君、その休みの理由ってホントなの?”的に突っ込んでもいいじゃないですか」

とかやり合ってるうちに、またもやクソヤローから私に着信。

私:「ゲッ!マジできた・・」

先輩:「このままシカトします?」

迷ったあげく、出ることに。

私:「◎◎くん?今度はどうしたの?」

クソヤロー:「じ、実はそのぉ・・・◎◎さんに電話したんですけど、やはりそのぉ・・誰か代わりの人を見つけないとならないみたいで・・・」

私:「へ〜、そうなんだ。っで??」

クソヤロー:「だ・・だからそのぉ・・やっぱり◎◎さんに代わってもらえないかと思いまして・・・」

私:「・・だからムリだって言ったよね?」

クソヤロー:「そ、そうなんですけど、実は・・・母がかなり重い病気でして・・それで・・・」

私:「病気?マジで?」

クソヤロー:「は、はい!そうなんです!」

私:「・・でも昨日、お母さん仕事で忙しいって言ってたよね?」



そしてクソヤローにふさわしい伝説を残し、人知れずいなくなった。


先輩:「ばぼっ・・・!!!」

危うく先輩の爆笑ボイスが響き渡るところだった。
間一髪、自力で口元をふさぐことに成功した。

とうとうクソヤローが全力を振り絞ってきやがった。

クソヤロー:「イヤ・・それはそのぉ・・ホントは病気だということがバレないようにそのぉ・・」

私:「バレないように?意味分かんないけど。つーかそれホントなの?」

クソヤロー:「ほ、ホントです!・・・ほんとですぅ・・」

私:「そうじゃなくて、お母さんが仕事とか、そういうのも含めてだよ?」

クソヤロー:「そっ・・・それはホントにホントです!それはホントに・・・」

私:「・・まぁどっちにしてもオレ明日はムリだから。電話してる間に予定変わったりしないからね。悪ぃね。」

1ミリも悪いとは思っていないけど一応付け加えた。

クソヤロー:「イヤ・・でもそのぉ・・なんとか・・ダメですか?」

私:「つーか悪ぃけど、いま人といっしょなんだ。これ以上は勘弁してよ。でもマジで◎◎さんにお願いしちゃえば大丈夫な気がするけどね。◎◎さんがダメだなんて言うかな・・」

クソヤロー:「・・・」

改めて先輩の名前を出してみたが、煮え切らない返事のまま電話は切れた。


先輩:「またかかってきますかね?」

先輩の電話を見ながらお互いにビールを注ぎ合い、飲み直しはじめた。

ヤツの人間性が酒の肴になったのは言うまでもないが、結局電話はかかってこなかった。
言い訳のネタも発想も枯渇したということだろう。


そして、連絡のないままバイトにも現れなかった
翌日も、その翌日も。

しばらくして、めでたくシフト表から彼の名前はなくなっていた。

我々2人の間だけに伝説を残して。


つづきはまた!次回第10話で!


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