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『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ⑤

『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ⑤

前回までのおはなし。

大学を中退し、バイトに明け暮れる日々。仕事は嫌いだったけど仲間は好きだったため、バイト終わりにはみんなでよくいろんな場所へ繰り出していた。特に車であちこち走り回ることが多かった。場所柄、湘南エリアを走る心地よさがたまらなく好きだった。特にカップルで行く湘南、西湘、箱根なんかは格別だった・・・

と、一向にコピーライターになる気配のない日々を過ごしていた。


その辺りは前回、
『週イチ連載』社会人デビュー前夜 霧だらけのクネクネ道からくるっとコピーライターの道へ④
で、ふれました。

なので、そのつづきから。

ドライブに関する立地的・時代的な楽しさにふれた辺りからいきましょう。(一体いつになったらコピーライターになれるのでしょうか?)

もうちょっとだけ。
当時はデートとドライブは切ってもきれない関係でした。
少なくとも地元では。
だから、とりあえず2人きりになったらここに行く的なスポット

やっぱりありました。

そんなに頻繁に新規開拓もできないので、

ココ行っときゃとりあえずハズレることはない、というスポット。
多かれ少なかれたいていの男子は持っていたと思います。

私の場合は、前回もチラリと触れたかもしれませんが、

神奈川の山の方の有料道路系の昼間のドライブとか、
神奈川の海側のアミューズメントパーク系とか、
横須賀の有名な海岸のちょっと先の車が超入りにくい砂浜とか・・
懐かしいです。

その頃は自分がコピーライターになるなんて夢にも思っていませんでした

そんな職業も業界も知らなかったワケですから。

そうは言ってもすぐには就職できず、
日常的にイラだちが続くようになっていた私は、
当時お付き合いしていた彼女にも冷たくあたるようになり、
時に八つ当たりしたり・・・最悪に冷え切った関係を自ら生みだし、
イライラがマックスに達することもたびたび。

イヤでも別れの予感を抱かずにいられない日々に、自己嫌悪バリバリ。

いつまでも、ニセ学生を演じてバイトばかりしているワケにもいかず、
就職への焦りは高まっていく一方

そんな頃だったでしょうか、ある日、
いつも通りバイト仲間と食品売り場の片隅のお酒売り場あたりで
商品を積み上げていました。

当時はキョンキョン&ミポリンが

CMの世界でトップに君臨していようかという時代。

お酒売り場に大好きなミポリンの等身大パネルが登場しました。


第1話目で紹介した特殊な営業さんとは違う、

一般常識を身につけた飲料メーカーの営業さんが持ち込み、
設置していたのです。

見ると、
大好きなミポリンの顔のそばに

「◎×▷◇◎×▷◇◎×▷◇・・・やら何やら」

すいません、もはや何が書いてあったかも覚えていませんが、
とにかくしょーもないコピーが書かれていたわけです。

しょーもないというのはあくまでも個人的な感想ですし、

当時はコピーなんて言葉もその意味も理解していませんでした。

なぜしょーもないと感じたのか、それは大好きなミポリンにふさわしくない、と勝手に思ったからですね。

それはなんか覚えています。

その感情のままに、私はそばの営業さんに質問したワケです。

「こういうのって誰が作ってるんですか?」

てっきりメーカーさんが自社で作っているくらいに思っていたのですが

「この辺りのツールはほぼ電通さんにお願いしていますね」

と返されました。

「・・・電通って何ですか?」

今じゃ信じられないことですが、当時の私はそれすら知らず
しかもそのくらい広告業界への興味も知識もなかったのです。

限りなくあからさまに近い薄ら笑いを浮かべながら

「広告代理店さんですよ」

と営業さん。
どういうワケか私は、その時、バカにされたことよりも

「こういうのって広告屋が作るんだ?」

と、そっちの方が気になっていました。

そして後日、広告業界に関する情報を求めて図書館の中を徘徊し、
それらしいコーナーで微妙に的外れなアレコレを出し入れしている中で
『コピーライターになるために』だったかな?
そんなタイトルの本を見つけ、
あの糸井重里さんがコピーライターであることを知ったのです。

今じゃ信じられませんが、それすら知りませんでした。
てっきりテレビ業界の構成作家とか放送作家とか・・
その世界の裏方さんくらいな認識
だったのです。
あの糸井さんを。

そしてもう一人、
超有名コピーを連発していた仲畑貴志さんのこともその本で知るのです。
過去の仕事例も確か紹介されていました。

「なんか見たことあるぞ、この広告とかCM!」


みたいな感じでははぁ〜ん、と。

こーゆー仕事をしている人をコピーライターと呼ぶワケか

なるほどね、と。

それを知ったあと、どうしたかはまた!

つづきはコチラ!
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