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『街で発見!』伊豆急下田で古き良き街並みを散策したことで見つめ直した東京の無電柱化の実態。[下田散策編④]

『街で発見!』伊豆急下田で古き良き街並みを散策したことで見つめ直した東京の無電柱化の実態。[下田散策編④]

たまたま下田きっかけで振り返ってみたら、東京23区の電柱の地中化率は58%?!

先日の下田散策の際、街をじっくりと歩いてみたら、随分と電柱が多いことに気づき、戻ってからちょっと調べてみた。

最新の情報をキャッチできなかったのが情けないが、東京都発表の「東京都無電柱化推進計画(改定)」によると

【電柱の地中化率/東京23区】(平成29年度末現在)

区部:58%
うち、センター・コア・エリア:96%
多摩地域:18%

とのことである。しかもこれは都道に限った数字なので国道や市区町村道も入れると、ちょっと古いが2017年の国土交通省のデータだと8%となっている。(この当時でロンドン、パリ、香港、シンガポールは100%、台北96%)

黄色い枠内がセンター・コア・エリア/出典:東京都無電柱化推進計画(改訂)より

ちなみにセンター・コア・エリアとは、首都高速中央環状線の内側の地域で、東京圏の中心に位置するエリアを指すと東京都環境局のHPには記載がある。そんな区分けがあることさえ知らなかったけど・・・なんとも分かりづらいス。

災害時の二次的被害を避けるため、歩道の通行を考えて、景観に考慮して・・・?

国の取り組みと東京都の取り組みがそれぞれあるが、
とりあえず東京都だけを見てみると2020東京オリンピックまでに「センター・コア・エリア」の都道について無電柱化させるというのはどうにかなりそうだが、色々資料を見てるうちに結局どこまで無電柱化を宣言しているのか分からなくなってしまった・・。対象地域は都内全域となっているだけに、この数字がどこまで伸びてくれるのか。

東京都建設局のHPにおける小池知事のPR動画に曰く、日本国内には3500万本の電柱(平成29年度)が存在し、地中化による無電柱化が急がれるとのこと。
なぜ無電柱化が必要かというと、災害時に電柱が倒壊するなど人命救助の妨げにならないように、車椅子も含め歩道などの通行のしやすさを確保する、景観を改善していく(資料だと空と道が広くなると謳っています)といった目的があるようです。

災害時や歩行のしやすさはうなずけますが、景観が美しいかどうかはかなり主観の問題な気もします。
蜘蛛の巣ばりの電線の交錯が織りなす模様にエモりまくる人もいるかもしれない。いなかもしれない。

ただし工事にはお金も手間もかかるといった記述も関連資料などに散見されますが、地中化における具体的な作業として、穴を掘った後で水道・ガス管なんかを移設したうえで地下施設をつくっていくのだそうです。このあたりのことも東京都建設局のHPにのってたりしますので興味のある方はぜひ。

果たして無電柱は革命なのか・・

地中化が100%進んだ都市とかは、特に問題が発生したりしてないのだろうか。


文京区某所

板橋区某所

確かに、手元にある都内の写真を見ても、数字が表すとおり同じ都内でも電柱があったりなかったりバラつきがあるようです。板橋あたりはセンター・コア・エリアなのか微妙な感じ・・。

恐らく自分が済んでいる近辺は無電柱化が進んでいるから下田を歩いていたときに電柱を久しぶりに見たような気になったのかもしれません。
でも、実は都内でもまだまだ電柱が林立しているエリアは結構ありそうですね。いまいち計画通りに進んでいないように見受けられるのはなぜなんでしょうか。せっかくなのでそこらへんも改めて調べてみようかな、と。地中化したことで災害時に逆に起こりうる問題とか。

ちょっと外部リンクだらけになっちゃいましたのでこのへんで。

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