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感染症の本の精読中に風俗議員の除籍報道。HPVと子宮頸がん予防の頁を再読してみた。

感染症の本の精読中に風俗議員の除籍報道。HPVと子宮頸がん予防の頁を再読してみた。

こんにちは!
メインサイト「ひとびとのひび」の編集長個人ブログです。

いろんな人たちの生活スタイルや働き方をインタビューしまくっている私が、さらに自分の手と足で見たり調べたりした実体験をもとに発信しています。


今回は、どっかのポンコツ議員の報道が引き金となり、
感染症と性交渉とウイルスと、がんのお話。

読み終わったときには、
新型コロナウイルスだけが怖い感染症じゃないことをご理解いただけるはずです。


性交渉がきっかけで感染。若い世代に増えている子宮頸がん。


タイトルの通り、先日来報道されている某議員における、今般のコロナ渦中での風俗店来店による除籍騒ぎ。


そもそも「セクシーキャバクラ」というのは風俗なのか・・??など、この件に関して深掘りする気はアホらしい限りなので毛頭ないが、
ふと思い至ったのが、性交渉がきっかけとなる感染症やがんのこと。


ちょうど感染症のことを知ろうと、読みふけっていた本にも記述があったが、改めて国立がん研究センターや厚労省のHPも覗いてみたところ、特に性交渉による感染で懸念されるのは、やはり子宮頸がんだ、という話。

国立がん研究センター がん情報サービス「子宮頸がん(しきゅうけいがん)」より


ちょっと前までは「子宮がん」とひとくくりにされていたそうだが、近年は、子宮上部に位置し卵管とつながる「子宮体部」で発生する「子宮体がん」、子宮下部で膣とつながる「子宮頸部」で発生する「子宮頸がん」、というように分類されているのだとか。


子宮体がんは50〜60代が患者数のピーク、それに対し、子宮頸がんは20代後半から増加し40代でピークを迎えるそう。


つまり子宮頸がんはそれだけ若年層に増加傾向がみられるがんとも言えるわけです。
偉そうに言っているようですが、厚労省も申しております。

初体験の低年齢化やパートナーの増加なんかが背景に。

主要因はヒトパピローマウイルス。検査、早期発見、何より予防が大事。


子宮頸がんの主な原因とされているのがヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papillomavirus)。
そう、ウイルスなんですよね。

このHPVというウイルスが、性交渉などを通じて感染する、と。


HPVは、性行の経験のある女性の50%の人以上が一度は感染するもので、肛門がん、膣がんなどさまざまな疾病の要因となることも明らかになってきています。


もちろん、免疫機能によってウイルスを自然と排除するというケースも多いものの、そうでない場合も。

異形成と呼ばれる、がんになる前の時期はあまり症状がないようです。


ところが進行すると、月経中でなくても、あるいは性行中などにも出血したり、膿のようなおりものが増えたりする、と国立がん研究センターのサイトも申しております。

ですが子宮頸がんは、子宮の入り口付近に発生するケースが多いので検査がしやすく発見もされやすいのだそうです。


一方で進行すると治療が困難となるため早期発見が何より望まれるのだ、と。


だからHPVワクチンの接種が重要になるワケですね。


とはいえ、このワクチンは過去の副反応による論争や反対運動などもあってか、デリケートな部分もあるようで接種率がまだまだ低い様子。

男性にも関連・感染ありあり。コロナ渦中だからこそ考えるべきテーマはさまざま


驚いたのは、男性にも感染し、がんの発症の原因になるということ。

交渉やオーラルセックスによって女性→男性→女性→男性・・・という経路で男性にも感染するというのだ。


しかも女性以上に男性はなおさら自覚することがほとんどないというからやっかいだ。
だからホリエモンが男性もワクチンを、と呼びかけていたのか・・今頃つながった。


口腔がんや陰茎がんなどの原因とも言われ、過去にハリウッド俳優のマイケル・ダグラスの口腔がん報道のときにも話題になったそうだ。
全然知らんかった。


そもそも「パピローマ」って「いぼ」のことなんだと。


また、このHPVには型があり、人から人に感染するものだけで100種以上の型があるというが、もちろん全て発がん性があるワケではなく、発がんリスクの高さや特性によって型が分類され、せっせとワクチン開発が進められているようだ。


現在使用されているのは、最もタチの悪い型に対してのワクチンとのこと。


思えば、ZARDのボーカル坂井泉水さんも子宮頸がんで亡くなっている。
その他著名人の中にも、子宮頸がんによる闘病の事実を告発している人は多い。

ただ、この子宮頸がんは、ワクチンの接種やがんになる前の前がん病変での発見など、予防によってリスクを回避することができるのも特徴という。


性交渉を経験する前にワクチンを接種することなどがネックになるというのも、物議を醸すというのも、なるほどうなずけるが、
今後の予防医学の発展のために、予防そのものの啓蒙や効果拡大のためにも、普及・定着することが望ましいだろう。

国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計



子宮頸がんに限らず、生涯で何らかのがんに罹患する可能性を考えれば、予防できるものは積極的に取り組んでいった方がいいに決まってる

未知のウイルスのヤローが地球規模で感染拡大をつづけ、そのど真ん中にいる今だからこそ、リアリティをもって考えられる主題のひとつではないだろうか。

細菌やウイルスとの戦いは、人類によるシンギュラリティの歴史といっても良いのではないだろうか。


良くねーか。
でもワクチンってのは、人智とテクノロジーによるウイルスへの特異点と言えなくもない。
よーな気がしないでもない。


ッスよね。



つづきはまた!


※参考:厚生労働省HP「ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)」、厚生労働省HP「子宮頸がん予防ワクチンQ&A」、国立がん研究センター がん情報サービスHP「子宮頸がん(しきゅうけいがん)」、国立がん研究センター がん情報サービスHP「最新がん統計」


新型コロナウイルスに限らず、感染症への理解を深めることは、もはや現代人の嗜みなのかもしれませんね。

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